8日、シャティン競馬場で香港国際競走の抽選会が行われ、香港マイルに出走するロゴタイプはゲート番2に決まった。

　ロゴタイプを管理する田中剛調教師は、抽選会を終えて「良いところを引けました。真ん中から内が良いと思っていたので」と結果に満足の様子。

　香港マイルでは地元の香港勢が強力だけに、レースでは香港馬をしっかりとマークする。「地元で1頭（エイブルフレンド）強いのがいますからね。その厩舎（J．ムーア）は3頭出しでリードホースもいるようですから、（レースでは）エイブルフレンドを見ながらですね。エイブルフレンドより前に行って、リードホースとエイブルフレンドの間に置きたいと思います」。

　田中調教師は愛馬の状態について、「今日追切に乗りました。昨日、一昨日は輸送の疲れがあったような感じで様子見ながらだったのですが、今日はしっかり終える状態でした。日本ではトレセンでしっかり追ってきているので、あとは微調整です」と、順調であることを強調した。

　これまでG1を3勝しているロゴタイプだが、勝てば海外G1初制覇となる。田中調教師は、「ロゴタイプの馬券をいっぱい買ってください！」と日本からの応援を促した。