ハーツクライと名勝負演じたハリケーンランが死亡
2016年12月15日 11:17
2005年の凱旋門賞を制し、翌年にはキングジョージでも優勝したハリケーンランが、現地14日に手術後の合併症により繋養先のゲシュティート・アムマーラント(ドイツ)で死亡した。14歳だった。
現役時代にハリケーンランを管理したアンドレ・ファーブル調教師は「非常に悲しいニュースだ。1か月前に会った際は元気そうだったのに。私にとって夢のような馬だったよ」と哀悼のコメントを寄せている。
ハリケーンランは2006年のキングジョージでエレクトロキューショニスト、日本のハーツクライとの壮絶な追いくらべ制して優勝。歴史的名勝負と賞賛を浴びたほか、同年の凱旋門賞ではディープインパクトの最大のライバルとして注目を集め、日本でもよく知られる外国馬の1頭。