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ピルサドスキーなど輩出したバリーマコール・スタッドが事業撤退へ

2017年01月08日 10:28

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 1960年代からウェインストック家が所有し、これまで多くの活躍馬を輩出してきたバリーマコール・スタッドのピーター・レイノルズGMが、年内の閉鎖ないし売却に向けて調整に入っていることを明らかにした。

 レイノルズGMによると「牧場と所有馬の一括売却先を探していますが、まだ時間を要しそうです。もし2月半ばまでに適当なオファーがなければ、パブリックセールに上場することも考慮しなければならず、受胎中のものを含む約50頭の所有馬は分散して売却することになるでしょう」と見通しを語っている。

 アイルランドを本拠地とするバリーマコール・スタッドは、トロイ(1979年)とノースライト(2004年)の2頭の英ダービー馬をはじめ、ピルサドスキーやコンデュイットといった日本に輸入された名馬など、これまで30頭に迫るG1ホースを世に送り出してきた。