アロゲート擁するB.バファート師、事実上のマッチレースに高揚感
2017年01月28日 11:47
現地28日のG1ペガサスワールドカップは名馬カリフォルニアクロームの引退レースとして注目を集めているが、ブックメーカーの多くが本命に推しているのはアロゲートのほうだ。
アロゲートは3歳だった昨秋のブリーダーズカップクラシックでカリフォルニアクロームを2着に沈めて勝利した。ただしB.バファート調教師は再びカリフォルニアクロームを破るにはベストを尽くさなければならないと確信している。
バファート師は「今回のレースは一騎打ちのようなもの。普段とは違う気持ちだ」とコメント。「賞金額も高いし、こうしたレースを行うのは初めてだ。ワクワクしているよ」と語った。
またアロゲートの状態については「疲れはない」とコメント。さらに「サラトガで勝った時(トラヴァーズS)には、マイク・スミス騎手が手綱を引くのが大変だとこぼしていた。あのレースでのアロゲートはスピードとスタミナを遺憾なく披露していたからね。逆にブリーダーズカップではスローペースに対応していた。今回がどうなるかは分からないが、内枠を引いたことでマイクは恐らく少し早めに仕掛けざるを得ないだろう」と続けていた。