凱旋門賞馬ザルカヴァの半弟で、自身も障害G1を勝っているザルカンダーが、3月のチェルトナムフェスティバルでG1ステイヤーズハードルに臨むことが分かった。

　P．ニコルズ調教師は当初、ザルカンダーをエイントリー開催へ直行させるつもりだったが、最終的にはかつてビッグバックで2009年から4連覇を達成した縁のあるステイヤーズハードルに向かわせることにしたという。

　10歳馬のザルカンダーは18日のG2レンドルシャムハードルを勝利。ニコルズ師は「あまりいいレースではなかったが勝ったのはよかった。ハリー（コブデン騎手）もまだ余力があったと言っていた。問題がなければステイヤーズハードルが目標になる」と話している。