現地25日に行われるG1ドバイワールドカップで大本命と目されているアロゲートを擁するB.バファート師は、勝利の鍵は馬場への適応にあると見ている。

　もっとも、すでにキャプテンスティーヴとシルバーチャームでドバイワールドカップを制した経験を持つバファート師は、アロゲートも何の問題もないと確信している。出走の決断こそ遅かったが、「アロゲートの状態を確認するため待つ必要があったが、ドバイ遠征は前向きに決断した」と同師は話している。

　またバファート師は、「9番枠はよかった。大外や内枠にはなりたくなかったから。ターゲットにされるというプレッシャーはある。私たちがブリーダーズカップクラシックでカリフォルニアクロームにしたような勝ち方は、いっそう盛り上がるものだしね。そうならないことだけを願うよ」とも語っていた。