H.ダンロップ厩舎の4歳馬ロビンオブナヴァンが、5月に仏シャンティイ競馬場にて行われるイスパーン賞で久々のG1制覇を狙う可能性が浮上してきた。

　ロビンオブナヴァンは2歳時に仏G1クリテリウムドサンクルーを制覇。しかし3歳となった昨年はイタリアG1ローマ賞2着などはあったが未勝利に終わり、今年は現地9日の仏G2アルクール賞で復帰したものの、クリテリウムドサンクルーで2着に下したクロスオブスターズの4着に敗れた。

　それでも勝ち馬から僅差だったこともあり、ダンロップ師は「大いに楽しめた。最後の数百ヤードで疲れが出たかな。でもあの走りで再び私の目はG1に向いたよ」とコメント。「サンダウンでのブリガディアジェラードSに登録はしているが、おそらく次もロビンオブナヴァン向きなフランスへ行くだろう。アルマンゾルの動向は知らないが、我々としてはイスパーン賞出走に傾いている」と語っている。