ワーザー、怪我の不安もなく絶好調
2017年04月26日 18:17
現地26日、前年の香港クイーンエリザベス2世カップの覇者、ワーザーが素晴らしい仕上がりを見せた。明日の追い切りを前にAWコースをサッと流したのだが、乗り手が抑えるのも精一杯というほど気合が入り、馬自身が走りたがっている様子だった。
J.ムーア調教師は、ワーザーについて、「前走は4着でしたが距離が1600mと短かったし、最後の直線では入るスペースもなかったので動くタイミングが遅くなったという明確な敗因があるので問題はありません。怪我から復帰した後の心配も無いし、使っていなかった分、馬自身の力も有り余って状態は絶好調。むしろQEⅡに向けて良い前哨戦になったと思います」とコメント。さらに「最大のライバルとなりそうなのはブレイジングスピード。2年前のチャンピオンホースで、仕上がりも良さそうです。ネオリアリズムは2000m(札幌記念)であのモーリスを破っているので驚異的な存在でしょう。頭数も少ないしチャンスはあると思います。自信はあります」と続けた。