チャーチルがサンダースノーら一蹴、英愛2000ギニーW制覇達成
2017年05月28日 14:50
現地27日にカラ競馬場で愛2000ギニー(芝8ハロン)が6頭によって争われ、英2000ギニー馬のチャーチルがUAEダービー馬サンダースノーに2馬身1/2差をつけて完勝。英愛2000ギニーW制覇を達成した。
チャーチルの勝利により、A.オブライエン調教師管理馬の英愛2000ギニーW制覇は2002年ロックオブジブラルタル、2008年ヘンリーザナビゲーター、2015年グレンイーグルスに続く4頭目となった。
オブライエン師は「大した馬だね。オンとオフのメリハリが利いていて、とても楽しい馬だよ。馬場状態を懸念していたけど、ずっと調教をつけているドナカ(オブライエン騎手)が問題ないと言っていたから、自信を持ち続けることができた」と会心の勝利を振り返り、「ここに来たのはアスコットを視野に入れていたからだし、セントジェームズパレスステークスに向かうことになると思う。年内の遅くには10ハロンへの延長もこなせるのではないかな」と、チャーチルへの大きな期待を明かした。
なお、2着に敗れたサンダースノーのS.ビン・スルール調教師は「よく走ったよ。今日は相手が強かったね」と勝者を讃え、今後の選択肢の一つとしてセントジェームズパレスSにも言及している。