キタサンブラック、優先出走権持つ愛チャンピオンSに登録
2017年06月02日 11:45
大阪杯と天皇賞(春)を連勝し、秋に凱旋門賞参戦を見据えるキタサンブラックが、有力前哨戦の一つである愛チャンピオンステークス(9月9日、レパーズタウン競馬場、芝2000m)に登録した。
今年からG1に昇格した大阪杯は愛チャンピオンSの優先出走権付与対象競走に指定され、優勝馬のキタサンブラックが権利を獲得していた。管理する清水久詞調教師は「キタサンブラックは先週、栗東の厩舎に戻ってきました。愛チャンピオンSは欧州初戦の選択肢として登録しました」とコメントしている。
愛チャンピオンSには昨年の1着アルマンゾル、3着マインディングをはじめ計67頭が登録。A.オブライエン調教師は今年の英愛2000ギニー馬チャーチル、同じく英愛1000ギニー馬ウィンター、英ダービーに出走予定のクリフスオブモハーの3歳勢をエントリーした。
昨年の愛チャンピオンSには優勝したアルマンゾルをはじめ、英愛ダービー馬ハーザンド、BCターフ馬ハイランドリールなどが出走し、2着のファウンドが次戦で凱旋門賞を制覇。非常にハイレベルなレースが展開された。
また、2015年のゴールデンホーンも愛チャンピオンSと凱旋門賞を連勝しており、凱旋門賞へ向けたプレップレースとして存在感を発揮している。