日本でも短期免許で活躍したF.ベリー騎手（36）が、所属するR.ベケット調教師の元から離れ、フリーとして心機一転を図ることになった。

　アイルランドのトップジョッキーであるベリー騎手は、2015年に通算1000勝を達成し、16年2月にベケット厩舎の主戦騎手となりイギリスへ移住。しかし、ケガもあり満足な結果は得られておらず、「双方合意のもと」で今回の決断に至ったようだ。

　ベケット師は自身のHP上で「フラン（ベリー騎手）と私にとって、前進する上で正しい決断を下したと思っている。昨年来の彼の貢献に感謝するとともに、今後の活躍を祈っている」とコメントしている。

　なお、ベリー騎手は今後もイギリスを拠点に騎乗する予定。「イギリスに移ってきてから多くの調教師や馬主と非常に良好な関係を構築できたし、これからが楽しみだよ」と抱負を語っている。