カラヴァッジオとハリーエンジェル、G1ジュライカップで早くも再戦へ
2017年06月29日 14:20
現地7月15日に行われるG1ジュライカップには、24日のG1ダイアモンドジュビリーステークスで上位3頭のザティンマン、タスリート、リマートをはじめ計23頭の登録がある。しかし、それら強豪古馬をおさえて注目を集めているのが、23日のG1コモンウェルスカップで雌雄を分けたカラヴァッジオとハリーエンジェルの3歳馬だ。
カラヴァッジオを管理するA.オブライエン調教師は、10月に行われる世界最高賞金のスプリント戦であるジ・エベレストを見据え、すでにジュライカップへの出走を明言。「現時点ではジュライカップに集中していて、その後のことはまた考えるよ。馬主たち(クールモアグループのJ.マグニア氏ら)はジ・エベレストに凄く注目しているから、それまで順調ならね」と、まずはジュライカップに全力の構えを見せている。
一方、ハリーエンジェルのC.コックス調教師は、古馬のプロフィタブルとプライスレスも距離延長の6ハロンに挑戦させ、カラヴァッジオに差し向けるつもりだ。「ロイヤルアスコット(コモンウェルスカップ)でのハリーエンジェルの走りには満足しているし、現段階ではジュライカップに使いたいと思っている。彼はニューマーケットで走ったことがないけど、凄くバランスのいい馬だから、ジュライコースに対応できないはずはないさ」と出走に前向きな意向を明かした。