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2年前に引退の名女性騎手H.ターナー氏、今冬にフランスで本格復帰へ

2017年08月06日 12:05

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 英国競馬史上、最も成功した女性騎手とされ、2015年に一線を退いたH.ターナー氏が、今冬にもフランスで本格的に騎乗を再開する意向であることが明らかになった。

 フランスでは今季から女性騎手に対して4.4ポンド(約2kg)の斤量優遇制度が導入されているため、ターナー氏はその特典を利用したい考え。現在、英放送局『ITV』の解説者を務めているターナー氏は、英国平地シーズン終了後にフランスへ拠点を移す予定としている。

 ターナー氏は「4.4ポンドの恩恵があれば引けは取らないはずよ。凄く興奮しているわ」と冬が待ち切れない様子で、すでにフランスのトップエージェントとフリーランスとして契約済み。その上でF.グラファール厩舎の調教を手伝いながら騎乗馬の多くを確保していくつもりという。

 グラファール師も数か月前にターナー氏がシャンティイを訪れた際、話し合いの機会を持ったと認めており、「非常にいいニュースだ。彼女がシャンティイで楽しく過ごしてくれることを願うよ。偉大な騎手であり女性である彼女にふさわしい騎乗機会を用意するつもりだ」とバックアップを表明している。