クワイエットリフレクション、10月の英チャンピオンズスプリントSへ直行も
2017年08月10日 12:33
昨季、3歳にしてカルティエ賞最優秀スプリンターに輝きながらも、今季は5月末に1戦しただけとなっているクワイエットリフレクションは、このまま現地10月21日のG1英チャンピオンズスプリントステークス(アスコット競馬場)へ直行するかもしれない。
クワイエットリフレクションは昨年のコモンウェルスカップとスプリントカップでG1を2勝。今季は5月のG2テンプルステークスで復帰したものの10着に大敗し、次戦に予定していたロイヤルアスコット開催のダイアモンドジュビリーステークスを故障再発のため回避した。
同馬を管理するK.バーク調教師は「彼女は今週からキャンターを開始していて、偽りなく今季一番の状態に見えるよ。ヘイドック(スプリントC)まで4週あるし、そこに使いたいと思っているけど、もし馬場が良か、より速い状態なら、英チャンピオンズスプリントSまでの間に他のレースを探すか、あるいは直行するかもしれない」と見通しを口にした。
現地9日に発表された英チャンピオンズスプリントSの予備登録には昨年の覇者ザティンマンの名も見られ、J.ファンショー調教師は「ザティンマンは至極順調で、英チャンピオンズスプリントSを狙っているよ。去年くらいの仕上がりで10月21日を迎えられたらいいね」と自信を見せている。
この他、英チャンピオンズスプリントSには昨年2着のグラウル、ジュライカップの覇者ハリーエンジェル、コモンウェルスCを無敗で制したカラヴァッジオ、リマートらが登録している。