A.オブライエン師、イボア開催にチャーチルやカプリら精鋭を投入
2017年08月15日 13:25
次週に迫ったヨーク競馬場の名物開催イボア・フェスティバルに、A.オブライエン調教師が英愛2000ギニー馬チャーチルや愛ダービー馬カプリら精鋭を投入する。
チャーチルは予定していたサセックスステークスを馬場の悪化により回避したが、オブライエン師は1マイル1/4(10ハロン)を試すには英インターナショナルステークスがまたとない機会と感じている。
オブライエン師は『sportinglife.com』に対し「チャーチルは出走することになると思う。状態には満足しているし、楽しみだね。今回は10ハロンの挑戦になるけど、以前から問題ない距離と思っていたから」と自信をうかがわせている。
また、カプリはG2グレートヴォルティジュールステークスで英セントレジャーへの足場固めを目論む。オブライエン師はカプリの他にヴェニスビーチも出走させることを明かした上で「その手の馬は皆出走させるよ。この前、レパーズタウンで勝った馬(スパニッシュステップス)もね。だから3頭か4頭になるかな」と多頭数出しの構えを示した。
さらに現地13日のG3フェニックススプリントステークスで今季2勝目を挙げたワシントンディーシーは、距離を短縮して2度目のG1ナンソープステークスに臨む。「速い流れの中で他馬を追走する形が彼には合っている。出走させる可能性が高いよ」とオブライエン師は述べている。