エミネントは愛チャンピオンSへ、凱旋門賞行きは「勝てば考える」
2017年09月06日 13:30
M.ミード厩舎のエミネントが、現地9日のG1愛チャンピオンステークスにL.デットーリ騎乗で臨むことが分かった。
フランケル産駒のエミネントは英2000ギニー6着、英ダービー4着、エクリプスステークス5着とG1では今ひとつ。しかし8月15日の仏G2ギヨームドルナノ賞で仏クラシック二冠牡馬ブラムトを破って勝利した。その後は再びフランスにわたってG1凱旋門賞を目指す意向だったが、ここにきて矛先を愛チャンピオンSへ向けたようだ。
ミード調教師は「熟考を重ねた。馬の状態は素晴らしく、デットーリも確保できた」とコメント。愛チャンピオンSから3週間後に行われる凱旋門賞にもエミネントが出走するのはあり得るが、ミード師は「愛チャンピオンSが(今季の)ラストランになるかもしれない。勝利が必要だ。勝てば凱旋門賞も考える」と話している。