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馬場悪化も杞憂、ハリーエンジェルがG1スプリントCを圧勝

2017年09月10日 12:35

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 現地9日にヘイドック競馬場で行われたG1スプリントカップ(3歳以上、芝6ハロン)は、残り2ハロンを切って抜け出したハリーエンジェルが、そのまま後続を4馬身突き放して圧勝。単勝1番人気に応え、ジュライカップからの連勝で2度目のG1制覇を飾った。

 2着に2番人気のタスリート、さらに1馬身1/2差の3着にはザティンマン(4番人気)が続き、3番人気のブランドは9着に沈んだ。

 ハリーエンジェルのC.コックス調教師は不良まで悪化した馬場を懸念し、発走まで1時間を切った段階になって出走を決断。その結果の圧勝劇に「あのような馬場で加速するのは難しいし、重馬場巧者を相手に4馬身差で勝つのだからモノが違った。彼は良馬場のチャンピオンであり、今や柔らかい馬場のチャンピオンにも進化した」と喜ぶと、次の目標が現地10月21日のG1英チャンピオンスプリントになることを明言した。