サトノダイヤモンドに強敵、ユリシーズが凱旋門賞出走へ
2017年09月18日 13:30
M.スタウト調教師は、これまで米G1ブリーダーズカップターフが最大目標だとしていたユリシーズを、日本からサトノダイヤモンドらが出走を予定している現地10月1日の仏G1凱旋門賞へ向かわせる意向を示した。
ユリシーズは7月の英G1エクリプスステークス(芝10ハロン)を制覇。続く英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスではエネイブルの2着に敗れたが、前走の英インターナショナルステークス(芝10ハロン56ヤード)でチャーチルやバーニーロイらを下して2度目のG1制覇を達成していた。
当初はこのまま11月4日のBCターフへ向かうと思われていたユリシーズだが、スタウト調教師は凱旋門賞への出走について「非常に可能性が高い」と路線変更を認める発言。「BCは凱旋門賞の5週間後。両方に出る時間は十分ある」と語っている。