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パキスタンスターにトラブル発生、年末の香港国際競走に不参加も

2017年10月05日 12:05

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 今春の香港G1クイーンエリザベス2世カップでネオリアリズムの2着に敗れたパキスタンスターに原因不明のトラブルが生じ、2017/18シーズンの復帰時期に支障をきたす事態となっている。

 パキスタンスターは今季の始動に向け、現地3日にシャティン競馬場で行われたバリアートライアルに参加。しかし、ゲートを出てもなかなか行く気を見せずに100mほど進んだ所でこう着してしまった。

 この結果を受け、現地4日にA.クルーズ調教師やJ.モレイラ騎手など関係者を集め、香港ジョッキークラブの執行委員が意見聴取を実施。今後の調教の合間にシャティン競馬場でギャロップを2回完遂し、さらに1600mのバリアートライアルを2回完了させるまで、競走停止とする決定が下された。

 事態はパキスタンスターの精神面に起因しており、再発防止を含め問題の解消に目途を立てられない状況となっている。