現地16日、21日に行われるG1英チャンピオンステークス（芝10ハロン）の出走予定馬がクラックスマンやバーニーロイら17頭に絞られた。

　J.ゴスデン厩舎の3歳馬クラックスマンは英ダービー3着、愛ダービー2着とクラシックで善戦後、グレートヴォルティジュールステークスとニエル賞のG2を連勝。ただし僚馬のエネイブルとの対戦を避けて仏G1凱旋門賞の出走は見送っていた。

　R.ハノン厩舎の3歳馬バーニーロイもクラシックの英2000ギニーで2着。マイルG1のセントジェームズパレスステークスを制した後は中距離路線に転じ、エクリプスステークス2着、英インターナショナルステークス3着と好走している。

　凱旋門賞3着だったM.スタウト厩舎の4歳馬ユリシーズもまだ出走の選択肢を残している状況。また同厩舎からはG1愛チャンピオンステークス2着のポエッツワードもエントリーしている。

　A.オブライエン厩舎からはハイランドリールやチャーチル、ロードデンドロンらのG1馬が出走予定。ただし今年、G1を4連勝したウィンターは、出走を回避することになった。