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昨年の米2歳王者クラシックエンパイアが引退、アシュフォードスタッドで種牡馬入り

2017年10月19日 10:50

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 昨年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬を受賞したクラシックエンパイアが現役を引退し、クールモアグループがアメリカで運営するアシュフォードスタッドで種牡馬入りする運びとなった。米競馬メディアの『bloodhorse.com』が伝えている。

 今季のクラシックエンパイアは4月のG1アーカンソーダービーを制して三冠戦線に臨み、初戦のG1ケンタッキーダービーで4着。続くG1プリークネスステークスでは2着に敗れ、最終戦のG1ベルモントステークスでは1番人気の支持を集めたものの、蹄の膿瘍により直前回避を余儀なくされている。結果的にプリークネスSが現役最後のレースとなった。

 クラシックエンパイアのM.キャシー調教師は引退の理由として、同馬の蹄の回復が思わしくなく、目標としていたG1ブリーダーズカップクラシック(現地11月4日)に間に合わなくなったとし、その上で、2歳王者にまで上り詰めた同馬にふさわしい最高の状態に戻すことも見通せないとしている。