名女性調教師C.ヘッドマーレック氏が引退を表明
2018年01月22日 12:00
現地21日、名牝トレヴで凱旋門賞を連覇するなど数々の名馬を育てたフランスの名伯楽C.ヘッドマーレック調教師が、現役引退を発表した。
ヘッドマーレック氏は「2月1日の出走が最後。私も70歳になった。引退はタフな決断でした。何かを変える決断はいつだって辛いものだから」と1977年から41年にわたる調教師生活を回顧。アブドゥラ殿下らをはじめとしたオーナーや、やはり名調教師だった父A.ヘッド氏らへの感謝を述べた。
競馬一家として知られるヘッド家に生まれた同氏は欧州でも有数の女性調教師として台頭。1979年には兄のF.ヘッドが騎乗したスリートロイカスで女性として初めて仏G1凱旋門賞を制した調教師となった。
その後もアナバー(ジュライカップほか)スペシャルデューティ(英1000ギニー、仏1000ギニーほか)、トレヴ(仏オークス、凱旋門賞連覇ほか)など数々の名馬を育て上げた。