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引退迎えるヘッドマーレック師、最終日のシャンティイ開催で勝利なるか

2018年02月01日 13:35

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 凱旋門賞連覇のトレヴなどで知られ、先ごろ引退を発表したフランスのC.ヘッドマーレック調教師が、現地1日に約40年の調教師人生にいよいよ幕を下ろす。

 ヘッドマーレック師は連覇を含む凱旋門賞3勝、仏1000ギニー7勝のほか、英1000ギニー4勝、仏オークス3勝など数々の大レースを制覇してきた。最終日となる1日はシャンティイ競馬場で2頭を使う予定だが、勝利で飾ることができればお伽話のようだと自認している。

「ダマンダズドリームとムッシュエンゾの2頭を使いますよ。ダマンダズドリーム(未勝利馬)はドイツ産ですが、すでに勝ち上がっている馬たちと戦わなければなりません。未勝利戦なら良かったのですが。ムッシュエンゾはハンデ戦なので、どちらかといえば勝機があるでしょうね」と見通しを語ったヘッドマーレック師。「仮にどちらも勝てなければ、何週か前の勝ち鞍(1月6日)が最後の勝利になりますが、私の母の馬ですし、それもまた良しでしょう」と泰然自若の構えだ。

 フランスギャロ広報によると、当日はヘッドマーレック師にトロフィーが授与されるほか、功績を讃えるビデオ上映、観客への記念本配布、寄せ書きなどで盛り上げを図ることになっているという。また、公式ツイッターでは「#MerciCriquette」のハッシュタグを用意し、世界中の競馬ファンにヘッドマーレック師への惜別を呼びかけている。