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シドニーC参戦のプレストウィック、鞍上はモレイラ騎手が最優先

2018年03月22日 11:43

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 豪G1シドニーカップ(4月14日、芝3200m)に出走するため、現地20日にカンタベリー競馬場で着地検疫入りしたプレストウィックについて、『racingnsw.com』が帯同した武藤善則調教師のコメントを報じている。

 大雨の中で現地入りした武藤師だが、プレストウィックは重い馬場の時計回り(右回り)を得意としており、レース当日も同様の天気になることを希望。もし勝つことができれば、15年のキャリアでG1勝ちがない同師自身にとっても大きいと意気込みを語っている。

 この日のプレストウィックは、D.ウィアー厩舎へ移籍したダノンリバティとともにカンタベリー競馬場で軽い運動を行った。プレストウィックについて武藤師は、日本でも輸送の機会が多く旅慣れているため、コースや厩舎での様子はいつもと変わらないとし、シドニーCでの鞍上にはJ.モレイラ騎手を最優先として考えていることも明かした。

 なお、一頓挫あったダノンリバティは予定していたドンカスターマイルを取りやめ、4月21日のG1オールエイジドステークスに回る公算であることも報じられている。