香港馬ワーザーが宝塚記念出走へ 2015-16年度代表馬
2018年04月28日 20:40
2015-16シーズンの香港年度代表馬ワーザー(セ7)が、6月24日に阪神競馬場で行われるG1宝塚記念に出走見込みであることが分かった。同馬を管理するJ.ムーア調教師が明かしている。
ワーザーは過去にクイーンエリザベス2世C、チャンピオンズ&チャターC、ゴールドCと国際G1を3度制覇。15-16シーズンには香港年度代表馬に選出されるなど、近年の香港競馬界の中・長距離路線を牽引する存在だ。現在は2月のゴールドC(2着)で鼻出血を発症したため、規定で3か月の出走停止となっている。
28日に日本の報道陣の取材に応じたムーア調教師は、開口一番で「皆さん6月に会いましょう!」とコメント。「5月末のチャンピオンズ&チャターCに出走しようと思っていたけど、トレーニングできなくなってしまった。なのでスケジュールを変えて6月初めに香港でG3を使い、その後に大阪に行こうと考えています」と明かした。
また、宝塚記念での鞍上については「(主戦の)ボウマン騎手に昨日メッセージを送ったのだけど無理そうだった。モレイラ騎手か、パートン騎手のどちらかに頼むつもりだよ」とコメントしている。
最後に同師は「彼はワールドクラスだよ。私の管理した馬の中でもベストの一頭だし、本物のファイターさ!」と早くも日本の報道陣にアピールしている。