不祥事のマクドナルド騎手、18か月ぶりの実戦でいきなり勝利
2018年05月17日 10:44
賭博行為に関与して18か月の資格停止になっていたJ.マクドナルド騎手の処分が解け、現地16日に豪州のウォリックファーム競馬場で復帰。初戦の第1レースでいきなり勝利を挙げるなど、計2勝の活躍を見せた。
マクドナルド騎手は第1レースのハンデ戦でC.ウォーラー調教師の管理馬に騎乗すると、K.マカヴォイ騎手と直線一杯に叩き合った末に0.2馬身差で勝利。第5レースのハンデ戦でもウォーラー師の管理馬を0.1馬身差の勝利に導く勝負強さを披露した。
豪競馬メディアの『racing.com』は「両足がゼリーのようだよ。初日から接戦なんて必要ないのに」と嬉しい悲鳴をあげるとともに、「これがより大きく良い事への出発点になってくれれば」と再出発を誓うマクドナルド騎手のコメントを掲載している。
マクドナルド騎手は豪州におけるゴドルフィンの主戦を務めていたものの、不祥事によってその座を追われていた。