現地24日、英サンダウン競馬場にて準重賞ヘロンステークス（3歳、芝8ハロン）が行われ、一時はクラシックの有力候補と目されていたウィズアウトパロールが無傷の3連勝を飾った。

　J.ゴスデン厩舎のフランケル産駒ウィズアウトパロールは、マイル戦をデビュー2連勝。脚部不安で2000ギニーは回避を余儀なくされたが、この日はL.デットーリ騎乗で連勝を3に伸ばし、再び軌道に乗った。

　ゴスデン調教師は「（ロイヤルアスコット開催でのG1）セントジェームズパレスステークスへ向かう」とコメント。デットーリ騎手は「ソフトな馬場は苦手のようだった。10ハロンもこなせると思うが、マイル向きのスピードも備えている」と評価していた。