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昨年来日の“美人騎手”K.マリヨンが引退表明、今後はメディアに転身

2018年06月10日 13:30

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 昨年3月のG1ウィリアムリードステークスを制すなど、豪州を拠点に活躍してきた女性騎手のケイトリン・マリヨンが現地9日に引退を表明。自身の公式ツイッターに声明文を公開した。

 マリヨン騎手は声明文の中で「騎手中心の生活から近頃ひと息入れたことによって、騎手を引退して人生の次なるステージへ身を投じる時と決断しました」「少女の頃に途方もない夢を抱き、そして今、G1の勝者として引退するまで、私が想像し得なかった旅の連続でした」など、両親はじめパートナーのJ.マクドナルド騎手らに感謝の意を綴るとともに、今後はメディアの一員として競馬に関わっていくことを明かしている。

 マリヨン騎手は2011/12シーズンに女性として初めてヴィクトリア州の見習い騎手リーディングを獲得。その後、落馬事故で生死の境をさまよう大けがを負うも、2013/14シーズンに見習い騎手リーディングに返り咲き、2016年にはG2ルビトンステークスで重賞初制覇を飾った。また、昨年8月にはJRAのワールドオールスタージョッキーズに出場するため初来日。未勝利に終わったものの第2戦でゲッカコウを2着に導くなど、合計25点を獲得して総合10位の成績を残した。