大躍進19歳のD.オブライエン騎手、次に目指すはロイヤルアスコット初勝利
2018年06月13日 11:45
名伯楽A.オブライエン調教師の息子であるD.オブライエン騎手は、今年の英2000ギニーをディープインパクト産駒のサクソンウォリアーで、さらに英オークスをフォーエバートゥギャザーで制するなど、19歳にして輝かしいキャリアを築きつつある。その彼がいま目指しているのが、ロイヤルアスコットでのキャリア初勝利だ。
昨年はG3ジャージーステークスで人気薄のスピリットオブヴァラーを2着に持ってきたオブライエン騎手。「ロイヤルアスコットは平地競走ではこの世界で最も大きな祭典。そこで勝つのは特別なことなんだ。去年は惜しかった」と話している。
オブライエン騎手はまた、アイルランドでのリーディングジョッキー争いでも29勝で僅差ながらトップに立っている。「勝つための課題は山積みだと思うし、それは縁がなさそうだよ。とはいえ狙うつもりはあるし、可能な限り多く勝ちに行く」と、最多勝争いにも意欲を見せていた。