不振続くエミネントが引退か 「あらゆる可能性を検討」
2018年08月08日 11:45

中距離からマイル、クラシックディスタンスとあらゆる選択肢を取りつつ復活への道を探ったものの結果を出せずにいるM.ミード厩舎のエミネントが、ついに現役引退の瀬戸際に立たされている。
デビュー2連勝で英G3クレイヴンステークスを制したフランケル産駒として注目されたエミネントは、英2000ギニー6着、英ダービー4着とクラシックで健闘。3歳時は仏G2ギヨームドルナノ賞を制すなどの活躍を見せた。
ところが4歳となった今年は完敗続き。現地8月3日の英G3グロリアスステークス(芝12ハロン)で勝ち馬から7馬身差の5着に終わったことで引退が視野に入ってきたようだ。ミード調教師の息子でアシスタントを務めるF.ミード氏は「あらゆる可能性を検討している。父とオーナーはすでに話し合いを持っており、今後数週間でプランが出るだろう」と語っている。