仏ダービー馬スタディオブマンの敗因は距離不足か、陣営は凱旋門賞に意欲
2018年08月17日 11:24
仏ダービー制覇以来の実戦だった現地15日の仏G2ギヨームドルナノ賞で3着に敗れたディープインパクト産駒のスタディオブマン。だが陣営は気落ちすることなく、10月の仏G1凱旋門賞を目指す意向を見せている。
ギヨームドルナノ賞でのスタディオブマンは、英愛ダービーで惨敗続きだったナイトトゥビホールド、仏ダービーで2着に退けたパタスコイに及ばずの3着。しかし競馬サイト『racingpost.com』によるとP.バリー調教師もS.パスキエ騎手も、敗戦をそこまで気に病んではいないという。
同サイトは陣営のレーシングマネージャーの談話として、パスキエ騎手が勝負どころでのスタディオブマンの反応がやや鈍かったと久々のレースだった影響を口にしたことを紹介。また2000mという距離が短かったかもしれないとの見解を示し、今後は2400mの仏G2ニエル賞から同距離の凱旋門賞へ向かうクラシックディスタンス路線へ舵を切る可能性を示唆していたと同サイトは伝えている。