重病克服のジャメカ、現役続行はならず引退へ
2018年08月22日 12:45
一時は命の危険もあった重病を乗り越えて現役続行を目指していたオーストラリアのG1牝馬ジャメカが、復帰を断念して引退することになった。
クラウンオークス(2015年)、コーフィールドカップ(2016年)を制していたジャメカは、2017年3月に豪G1ザBMWを圧勝してG1通算3勝目をゲット。その後は病気で長期離脱を余儀なくされ、昨年末からようやく調教を再開していた。
しかし、今年8月になってから出始めたトライアルで思うような走りを見せられず。豪競馬メディア『racing.com』によると、21日に2走目のトライアル(1190m)で6頭立ての5着に終わった後、陣営は引退の決断を下したという。C.マー調教師は同サイトで、ジャメカについて厩舎にとっても自身にとっても偉大な馬だったと愛馬を称えている。