現地8日に英ヘイドック競馬場にて行われるG1スプリントカップ（芝6ハロン）に、C.コックス厩舎の4歳馬ハリーエンジェルが同レース連覇を狙って出走する。

　昨年のハリーエンジェルは7月の英G1ジュライカップとスプリントカップを連勝した。今年は5月のG2デュークオブヨークステークスこそ勝ったものの、ロイヤルアスコットでの英G1ダイアモンドジュビリーステークスではゲート内での負傷も響いて11着に大敗。連覇のかかっていたジュライカップ回避を余儀なくされたが、スプリントカップには間に合った形だ。

　ただしライバル陣も強力で、昨年の2着馬タスリートと3着馬ザティンマンらがエントリー。特に一昨年もこのレース2着だったザティンマン陣営のJ.ファンショー調教師は「ドーヴィルでの前走（仏G1モーリスドゲスト賞3着）もとてもいい走りだったし、過去2回のスプリントカップも好成績だからね」と自信を見せている。

　その他、モーリスドゲスト賞で2着だった3歳馬ジェームズガーフィールド、ハンガーフォードステークスなどG2を2連勝中の4歳馬サーダンスアロットなども出走を予定している。