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欧州屈指のステイヤー、オーダーオブセントジョージが引退

2018年09月12日 11:15

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 現地11日、欧州屈指のステイヤーとして長年活躍してきたA.オブライエン厩舎のオーダーオブセントジョージが、現役を引退して種牡馬入りすることが発表された。

 ガリレオ産駒の6歳馬オーダーオブセントジョージは、2015年の愛セントレジャーでG1初制覇。2016年にはG1英ゴールドカップを制し、仏G1凱旋門賞でも3着と善戦した。その後も2017年に再び愛セントレジャーを勝ったが、今年は6月の英ゴールドカップで4着に敗れ、秋に3度目の愛セントレジャー制覇を目指していたが状態が整わず、現役引退となった。通算成績は25戦13勝だった。

 オブライエン調教師は「彼は多くのレースを走ってきたし、もう無理はさせたくなかった」とコメント。「カラ(愛セントレジャー)に出られなさそうと分かった時点で、我々は引退と種牡馬入りを決断した。オーダーオブセントジョージは偉大な馬だった」と語った。

 なお引退後のオーダーオブセントジョージは、クールモアスタッドで障害競走用の種牡馬として2019年から供用される予定となっている。