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その名もジャパン、クールモアの良血2歳馬が初勝利

2018年09月13日 12:00

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 現地12日にアイルランドのリストウェル競馬場で行われた2歳未勝利戦(芝7ハロン)で、ジャパンという名前の牡馬が単勝1.5倍の1番人気に応えて初勝利をあげた。

 ジャパンはクールモアグループのD.スミス氏らが所有し、A.オブライエン調教師が管理。父ガリレオ、母シャスティー(母の父デインヒル)という血統で、2015年のG2ミドルトンステークス勝ちや英オークス2着などの実績があるシークレットジェスチャー、2016年のG3愛インターナショナルステークス勝ちや同年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス4着などの実績を残したサーアイザックニュートンを全兄姉に持つ。

 ジャパンは9月1日のデビュー戦で後方追走から僚馬シドニーオペラハウスの7着に終わったものの、この日は中団のラチ沿いから直線で外に持ち出されると、前方で粘る2頭を余力十分に差し切って2戦1勝とした。

 クールモアグループの馬で国名を馬名にしたのは、2014年の英愛ダービーなどG1レースを3勝したオーストラリア(シドニーオペラハウスの父)が知られるところ。ちなみに、ジャパンのデビュー戦には僚馬ノルウェーも出走して3着だった。