武豊騎乗ジェニアルがG3で10着、仏重賞連勝ならず
2018年09月17日 01:11
現地16日、パリロンシャン競馬場で行われたG3パン賞(3歳以上、芝1400m)に、日本からフランス遠征中のジェニアルが出走。好スタートから2番手を追走したものの、直線で鞍上の武豊騎手がステッキを抜くことなく10着でレースを終え、前走のメシドール賞に続く重賞制覇はならなかった。
レースはジェニアルの外につけたO.ペリエ騎乗のトルニブッシュが1/2馬身抜け出して快勝。2着争いはスパデイがインズオブコートの追撃をクビ差封じた。
ドリームアヘッド産駒の4歳牡馬トルニブッシュは重賞初制覇。今季は5月の始動戦から3連勝で初の準重賞勝ちを飾り、ドイツに遠征した前走はG2で4着に敗れていた。
ジェニアルは道中の折り合いもスムーズで直線を絶好の手応えで迎えたかに見えたものの、武豊騎手が何か異常を感じたのかステッキを入れることなく、手綱を控えたままのゴールとなった。