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​仏G1馬カイトサーフの凱旋門賞出走は? ファーブル調教師はやや懐疑的

2018年09月18日 11:24

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 現地16日の仏G1ヴェルメイユ賞を制したカイトサーフを10月の仏G1凱旋門賞へ出すかどうか、名伯楽のA.ファーブル調教師が頭を悩ませている。

 ファーブル厩舎はヴェルメイユ賞以外にも、凱旋門賞の重要な前哨戦である仏G2フォワ賞をヴァルトガイストが快勝。さらにこのレースでは昨年の米G1ブリーダーズカップターフの覇者タリスマニックが2着、昨年の凱旋門賞2着馬クロスオブスターズが3着と上位を独占した。

 ファーブル調教師は「凱旋門賞の最終的な布陣はまだ決まっていない。まずは馬の回復が第一だ。10日間は様子を見ることになるだろう」とコメント。その上で「普通はトライアルを制したなら凱旋門賞に向かうものだし、フォワ賞の2着や3着でも同様だろう。ただ、カイトサーフだけは微妙だ。彼女は牝馬限定路線を貫いた方がいいかもしれない」と語り、「カイトサーフの血統を見るに、ソフトな馬場のほうが向いているはずだ。だが彼女は良馬場にも適性を示している」と続け、凱旋門賞ではなくアスコットでの英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスに向かわせる可能性が高いことを示唆した。