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カナダ遠征は誤算だったロードグリッターズ、好相性のアスコットで巻き返しへ

2018年09月27日 11:25

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 現地15日にカナダのウッドバインマイルでG1初制覇を狙うも6着に終わったロードグリッターズが、英G1クイーンエリザベス2世ステークス(1020日、アスコット競馬場)での巻き返しを期している。

 ロードグリッターズはロイヤルアスコット開催のクイーンアンステークスで伏兵評価ながら2着と波乱の片棒を担ぐと、その後もG2サマーマイルステークス2着、G1サセックスステークス3着と好走を続け、8月下旬のG3ストレンソールステークスでついに重賞初制覇を飾った。その余勢を駆って試みたカナダ遠征だが、D.オメーラ調教師は「英国を発ってからの旅程が何もかもうまくいかなかった」と誤算続きだったことを打ち明ける。

「飛行機の故障で出発が遅れ、カナダに到着したのが木曜日(13日)の夜だったんだ。(経由地の)アムステルダムで4日間何もできず、その週は消えたも同然さ」と戦える状態ではなかったという。その後の状態が気になるところだが、オメーラ師は「時間が経てばわかるけど、大丈夫ではないかな。英チャンピオンズデーまでの時間も取れたし」と回復を楽観視している。

 オメーラ師はロードグリッターズが1年前の英チャンピオンズデーでアンダーカードのハンデ戦に出走し、20頭立ての激戦を制していることに触れ、「昨年は本当に良かったね。(あのレースは)残り1ハロンで前に17頭くらいいたんだ。彼は非常に賢い馬だし、クイーンエリザベス2世ステークスに使うことを楽しみにしているよ。アスコットを得意にしているのはわかっている。馬場状態を問わないのも有利だね」とコース適性の高さを強調した。