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クラックスマン、馬場不向き濃厚な凱旋門賞を回避か

2018年10月02日 11:55

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 現地10月7日に仏パリロンシャン競馬場にて行われるG1凱旋門賞で有力馬の一角と見なされているクラックスマンだが、オーナーのA.オッペンハイマー氏はレース回避の可能性が高いことを示唆している。

 これは英競馬メディア『racingpost.com』が1日に報じたもの。クラックスマンは緩めの馬場を得意とするタイプで、今年はすでにキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスと英インターナショナルステークスの両G1を馬場不向きを理由に回避している。

 同メディアによるとオッペンハイマー氏は現在のパリロンシャン競馬場の馬場ではクラックスマンが力を発揮できないと見ているもよう。凱旋門賞出走への可能性を問われると、J.ゴスデン調教師の判断次第だが、同師は馬にダメージが来ることを好まないと答えたという。

 一方でオッペンハイマー氏は、10月20日のG1英チャンピオンステークスについては、馬場が多少固めでも出走する見込みだとコメント。このレースがクラックスマンの引退レースになると話している。

 ゴスデン厩舎の4歳馬クラックスマンは今年、仏G1ガネー賞、英G1コロネーションカップを連勝。しかし7月の英G1プリンスオブウェールズステークスでポエッツワードの2着に敗れ、その後はレース回避が続いたため出走間隔が開いている。