ラーティダーまたもG1獲りならず、英チャンピオンズフィリーズ&メアズSはマジカルが快勝
2018年10月21日 10:05
G1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(3歳以上牝馬、芝12ハロン)が現地20日にアスコット競馬場で行われ、超良血馬ラーティダーが出走。圧倒的な1番人気に推されたものの、先頭で迎えた直線残り1ハロン付近から相次いでかわされ、勝ち馬と1馬身3/4差の3着に完敗した。
1着はラーティダーをマークして直線に入ったマジカル。1馬身差の2着にはコロネットが続き、前走で仏G1ヴェルメイユ賞勝ちのカイトサーフは4着だった。
A.オブライエン調教師が管理するマジカルは、G1初制覇で重賞は通算3勝目となった。オブライエン師はこの日の重馬場をマジカルの勝因に挙げ、次戦でブリーダーズカップに遠征する可能性に言及している。
なお、僚友コロネットにも後れを取る形となったラーティダーについて、J.ゴスデン調教師は「彼女は凄いレースをしたけど、見ての通り成長途上なんだ。来年だよ」と今後の飛躍を期待していた。