ウィンクスがG1コックスプレート4連覇! 自身の記録に新たな金字塔
2018年10月28日 06:25
豪州で連勝記録を更新中の女傑ウィンクスが、現地27日にムーニーヴァレー競馬場で行われたG1コックスプレート(3歳以上、芝2040m)に出走し、単勝1.24倍の圧倒的な人気に応えて空前絶後の4連覇を達成した。
好スタートを決めたウィンクスは5番手からベンバトルをマークして進み、最終コーナーで鞍上の手が動き始めたライバルに馬なりで並び掛けると、難なく2馬身突き放して連勝を「29」に伸ばした。さらに2.75馬身差の3着は昨年の2着馬ヒューミドールで、上位は人気通りの決着。なお、キングズウィルドリームは競走を中止した。
レース後にウィンクスのH.ボウマン騎手は「かつてないほどのプレッシャーを感じていた。木曜日(25日)には気を紛らわせようと複数の親しい友だちに電話したんだ。この驚くべき物語の一部になれて本当に誇らしいよ」と感情を高ぶらせていた。
また、C.ウォーラー調教師は「厩舎の皆がウィンクスに関していい仕事をしてくれている。メディアやファンへの対応も新たなレベルに達した。我々はどうすべきか仕込まれている訳ではないし、よくやってくれている」と厩舎スタッフを労った。