BC2歳戦に吉田勝己氏の所有馬が出走、調教師は武者震い
2018年10月31日 12:39
ザマッケムビュレットが米G1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフ(11月2日、チャーチルダウンズ競馬場)に出走することにより、B.エリスン調教師がかねてから抱き続けてきた願いが叶う。
北ヨークシャーに拠点を置く調教師は近年、障害の大レースを勝ち、2011年にはメルボルンカップに管理馬を送り込むなど、二刀流としての評価を高めてきた。しかし、今年のBC開催では現実的勝機がある手駒を持ち、彼の胸は高ぶるばかりとなっている。
「かつてメルボルンCに馬を連れていったことがあるが、ここ数週はかなり神経が張り詰めているよ」とエリスン師は武者震い。「オイシン(マーフィー騎手)は彼女を気に入っているし、英国から出走する牝馬の中では最も戦績が良いから」と自信に満ちている。
「ブライアン(馬主のローブ氏)と新しい馬主(ノーザンファームの吉田勝己氏)の下では、私にとって彼女のラストランになる。彼女は滞在を延ばし、その後に日本で繁殖入りするだろう」と見通しを語った。