アクセラレイトがBCクラシック快勝、引退戦のロアリングライオンは最下位に沈む
2018年11月04日 14:40
ダート王決定戦のブリーダーズカップクラシック(3歳以上、ダート10ハロン)がチャーチルダウンズ競馬場で現地3日に行われ、J.ロザリオ騎乗の1番人気アクセラレイトが5番手追走から最終コーナーを先頭で回り、ガンナヴェラの追い上げを振り切って快勝した(1馬身差)。
3/4馬身差の3着争いは、好位から粘り込んだサンダースノーがハーツクライ産駒ヨシダの追い込みをハナ差抑え、これが引退レースのロアリングライオンは中団につけるも向正面から後退しはじめて最下位の14着に終わった。
アクセラレイトはG1レース4連勝で通算5度目のG1制覇。ロザリオ騎手、J.サドラー調教師はともにBCクラシック初勝利で、サドラー師にとってはブリーダーズカップでの勝利も初めてとなった。
ここまでブリーダーズカップ44連敗を喫していたサドラー師は「本当にいい気分だよ。ここにはたくさんの馬をつれてきていたから、そうしたおかげもあるね。(BCで勝てないことに)焦りもあったけど、大きいのを勝って本当にいい日になったし、マイルのキャタパルトも2着だったから報われたよ」と喜びがひとしおだった。
なお、ロアリングライオンのJ.ゴスデン調教師は「彼はゲートで煽って、悪い位置に入ってしまった。それで完全に劣勢になったね」と発馬で後手に回ったことを敗因に挙げた。