前走で通算2度目のG1制覇を果たしたブレイブスマッシュが、現地10日に豪フレミントン競馬場にて行われるスプリントクラシック（芝1200m）にてG1連勝を狙っている。

　D.ウィアー厩舎のブレイブスマッシュは、現地10月26日の豪G1マニカトステークスを差し切り勝ち。ただし今回は有力馬も多く参戦しており、米競馬メディア『racing.com』によるとオッズは14頭立ての9番人気タイとなっている。

　最大の強敵は1番人気に推されているレッドゼル。昨年のこのレース（ダーレークラシック）の勝ち馬で、以降はG1勝利こそないものの、前走では芝レースとして世界最高賞金のジ・エベレストを逃げ切りで連覇した。

　マニカトステークスではブレイブスマッシュの3着だったケメンタリも有力馬の1頭。ここ4戦はG1で4着、2着、4着、3着と勝ち切れないながらも安定している。

　そのほか、前走のG3シドニーステークスを勝っている4歳馬ピエラータや、実績上位のレッドカークウォリアー、サンタアナレーン、ジャングルキャットら古参のG1馬、欧州から豪遠征中のユーエスネイビーフラッグなどが名を連ねている。