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【香港マイル】池江師「ビューティージェネレーションに付け入る隙があるとしたら…」

2018年12月07日 13:06

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 現地7日、9日に行われる香港マイル(芝1600m)に向け、ペルシアンナイト(牡4)を管理する池江泰寿調教師が、シャティン競馬場で報道陣の取材に対応した。以下、池江調教師のコメント。

池江泰寿調教師

――ペルシアンナイトの昨日の調教は素晴らしい動きだった。

「マイルCSから3週間で予定通りきましたし、動きも素晴らしかったですね。ただ、馬場が堅いなと。雨が降ることを願っています」

――マイルCS(2着)は素晴らしい走りだったが、前々走の富士Sはあまり力を出せなかった。

「富士Sについては、休み明けはいつも動かない馬なので。そのあとのマイルCSはコンディションが良くて自信があったのですが、最後の直線で(優勝馬ステルヴィオに)少し寄せられて、ストップはしていませんが少し躊躇したことでスピードを落としてしまったので、2着に負けました。(ステルヴィオの)W.ビュイック騎手の技術に屈したという感じですね。馬はまだ成長しています」

――昨日の枠順抽選の結果、大外の14番ゲートになったが?

「内枠よりも、真ん中より外の枠が良いと思っていました。昨日の抽選会で最後に1番と14番が残ったのですが、先に引くJ.サイズ調教師が1番を引いてくれと思っていましたので、良かったです(笑)」

――昨年の優勝したマイルCSでは後方から猛烈に追い込みましたが、スタートは気を使っているか?

「去年まではトモ(後ろ脚)の力があまりなかったので、どうしてもゲートで出遅れていました。ただ、特に今年の秋以降はトモの力がついてきて、スタートも五分に出れるようになったので、中団くらいにはつけられるようになりましたね」

――ライバルとなるビューティージェネレーションはどう見ているか?

「素晴らしい香港の歴史的な名マイラーだと思います。ただ、前走のレコード駆けの反動がどう出るか、分かりませんがもしかしたらベストコンディションではないかもしれません。付け入る隙があるとしたらそこかなと思います」

――同じく香港マイルに出走するモズアスコットやヴィブロスのコンディションはどうか?

「否が応でも毎日(他の日本馬も)見えていますので、コンディションを把握していますが、私が公式にはコメントすることはできません」

――ペルシアンナイトは乗りやすい馬でしょうか?

「アルアインのようなことはないです(笑)」