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賞金6億円超の新設レースに早くも逆風、スポンサーの一部が撤退

2018年12月11日 14:53

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 豪シドニー地区などの競馬を統括するレーシング・ニューサウスウェールズ(RNSW)が先日に創設を発表したばかりの賞金750万豪ドル(約6億1000万円)の新レース、ザ・ゴールデンイーグル(芝1500m)が早くも逆風にさらされた。豪競馬メディア『racing.com』によると、タブコープ社がスポンサーから降りてしまったという。

 同メディアによると、これはザ・ゴールデンイーグルを含む新設ないしリニューアルされたRSNW主催の各レースが、オーストラリア競馬にとって春の祭典に相当するメルボルン地区のフレミントンスプリングカーニバルにあえてぶつける形で設定されたのが要因のもよう。タブコープ社はメルボルン地区などを統括するヴィクトリアレーシングクラブの主要パートナーでもあり、フレミントンスプリングカーニバルで行われる豪州最大のG1メルボルンカップは同社にとっても最重要な日であるからだ。

 同メディアは、タブコープ社の動きは同社が各地区間のレースプログラムによる争いから距離を置きたい意向を示していると分析。なお同社がザ・ゴールデンイーグルに出す予定だったスポンサー料は50万豪ドル(約4100万円)だったという。

 この動きに対してRNSWのP.ヴランディスCEOは、メルボルン地区を守るためにシドニー地区から手を引くことにショックを受けていると『デイリー・テレグラフ』紙にコメント。メルボルンの関係者がタブコープ社に圧力をかけたこと、同社はナショナルカンパニーであってメルボルンらヴィクトリア州の会社ではないことなどを主張している。