NYRA（ニューヨーク州競馬協会）は現地13日、3歳牡馬および牝馬を対象とした芝レースの三冠シリーズ創設を発表した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　これは既存のベルモントダービーとベルモントオークスを初戦として、新たに2レースずつを新設して体系化したもの。牡馬を対象とした“ターフトリニティ”はダートの三冠レース（ケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークス）と同じ距離とし、7月6日のベルモントダービー（芝10ハロン）、8月4日のサラトガダービー（芝9.5ハロン）、9月7日のジョッキークラブダービー（芝12ハロン）で行われる。

　牝馬を対象とした“ターフティアラ”は7月6日のベルモントオークス（芝10ハロン）、8月2日のサラトガオークス（芝9.5ハロン）、9月7日のジョッキークラブオークス（芝11ハロン）。賞金は“ターフトリニティ”が各100万ドル（約1億1000万円）、“ターフティアラ”は各75万ドル（約8300万円）で、現時点では三冠全てを勝った場合のボーナスは設定されていない。