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バユーンが仏モンジュー賞を快勝、3着グラファイトはドバイターフ参戦も

2019年03月06日 14:14

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 現地5日、仏シャンティイ競馬場でモンジュー賞(4歳以上、オールウェザー1600m)が行われ、O.ペリエ騎乗のバユーンが7頭立ての4番手追走から直線の追いくらべを制した。短クビ差の2着にインディーコ、さらに3/4馬身差の3着はグラファイトだった。

 モンジュー賞は条件戦ではあるものの、ドバイワールドカップデーに向けたフランスにおける前哨戦として機能しており、このレースからドバイターフで活躍する馬が少なくない。昨年2着のトレスフリュオースはドバイターフで13着だったが、2015年のソロウは連勝と上々の結果を残している。

 バユーンはカルドゥン産駒のクールーンを父に持つ6歳セン馬で、3歳の2016年10月までに7戦3勝、2着3回、4着1回の好成績を残すも、4歳シーズンを全休して昨年4月に復帰。5歳シーズンを無傷の6連勝で終え、今季始動戦の前走は準重賞で2着だった。ここまで重賞出走歴はない一方で通算14戦9勝、2着4回と底を見せておらず、この日も鞍上がゴール前で手綱を抑える着差以上の完勝。G3を2勝しているゴドルフィンの実力馬グラファイトを寄せつけなかった。

 なお、現地メディア『Equidia』によると、バユーンの次走は4月のオールウェザー・チャンピオンシップス(英リングフィールド競馬場)を予定。グラファイトにはドバイターフ参戦の可能性があるという。