前走で初黒星を喫した昨年の米2歳王者ゲームウィナーが、現地6日のG1サンタアニタダービーで名誉挽回を期している。

　B.バファート厩舎のゲームウィナーは昨年、無傷の4連勝でG1ブリーダーズカップジュベナイルを制覇。しかし分割開催で行われた3月16日のG2レベルステークスではオマハビーチの逃げ切りを許してしまった。

　とはいえ、本来は3月9日のサンフェリペステークスで始動するはずが、サンタアニタパーク競馬場の閉鎖で予定が狂った末のハナ差負けとあって、米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、バファート調教師も前走については「堂々とした走りだった」と評価。立て直しと巻き返しに自信を見せている。

　なおサンタアニタダービーには、2歳時にG2ベストパルステークスを勝ち、前走のG3ゴッサムステークスでは3着だったインスタグランド、G1デルマーフューチュリティ3着馬で3戦2勝の同厩馬ロードスターなども出走を予定している。