英オークス、デットーリ騎乗のアナプルナが接戦制す
2019年06月01日 12:50
現地31日、英エプソム競馬場にてG1英オークス(3歳牝馬、芝2410m)が行われ、L.デットーリ騎乗のアナプルナが接戦を制した。
クビ差の2着は2番人気に推されていたピンクドッグウッド。さらに1馬身1/4差の3着に人気薄のフリーティングが続いた。
J.ゴスデン厩舎のフランケル産駒アナプルナは、2歳時にデビュー2戦目のオールウェザー10ハロンを5馬身差で圧勝。今年初戦だった5月11日の11.5ハロンの準重賞オークストライアルフィリーズステークスも6馬身差で快勝し、今回の重賞初挑戦でクラシック制覇を達成した。
フランケル産駒の英クラシック制覇はこれが初めて。デットーリ騎手は2017年のエネイブルらに続く5回目の英オークス制覇となった。
ゴスデン師は今後について「今日はハードなレースだった。次走を急ぐつもりはない」とし、「12ハロンがあっていると思う。今年のラストにはロワイヤリュー賞(仏G1、牝馬限定、芝2800m)を走っているかも」と中長距離路線に進むことを示唆していた。